ぼんやり日記

カテゴリ:中国( 21 )

南京からの便り

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中国に来たほとんどの人が抱く感想は、とにかくすごいスピードで発展しているということでしょう。私も9月に中国に舞い戻ったときに、その速度の速さに戸惑いを感じました。人は変わりゆくものに対して感傷的になりがちです。私の中にもきっとそのようなセンチメンタルな気持ちが混じっていたのでしょう。
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南京はほどよい大きさのほどよく発展した過ごしやすいところでした。発展しているように見えても、表通りの喧騒な道路から少し離れると、郷愁的な気持ちになる路地があり、そこには(少なくとも私の目には)あまり近代化されていない風景がありました。そういうところを発見しては喜んでいるのですから、本当に旅人の視点ですね。
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夏は暑いことで有名ですが、冬がこんなに寒いとは想像していませんでした。いるかいらないかわからないけど、とりあえず持っていこうとスーツケースに詰め込んだコートは、かなり早い時期から使い始めました。備え付けの暖房器具がなく、建てつけもあまりよくないのか、部屋があまり温まらないので、部屋の中でも帽子を被っていました。
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観光はあまりしないほうですが、今回は少しがんばってある程度の観光名所は押さえたように思います。やはり心に残るのは、11月に行った黄山でした。自然の美しさはたとえようがないのだと改めて知りました。その黄山に行く前に少し立ち寄った翡翠谷の水も清らかで、その名のごとく、エメラルドグリーンの色をした水面でした。(写真下)
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もうしばらくは中国に帰ってくることはないと思います。今度中国に来るときは一体どうなっているのでしょう。おそらく、現在の1ドル=8.2元体制は崩れて、もっと実際の価値にあった為替相場になっていることだと思います。オリンピック、上海の万博が終わるまでは、おそらくこの猛スピードの発展は止まらないでしょう。今回、中国に来て何よりの収穫だったのは、中国のことがもっと好きになれたことでした。今度来るときはもっと中国語が喋れるようになれていればと思います。

ブログを本格的に始めたのが南京に来てからでした。何人かの方からコメントやトラックバックを頂きまして、どうもありがとうございました。今後のブログですが、とりあえずは日本に帰国して、それからまた考えようと思っています。題を改めてブログを続ける可能性もありますが、この「中国からの便り」を現地中国から書くのは今回が最後ということになります。今までありがとうございました。もしよろしければ感想を書いて頂ければ幸いです。

再見
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by greengage | 2005-01-17 12:50 | 中国

夫子廟

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南京の下町、夫子廟は何回か来たことがあります。ここは、土産屋がひしめきあっているところで、昔は南京きっての繁華街だったそうです。秦淮河には観光用の船が冬には寂しそうに並んでいます。

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まずは、腹ごしらえ、ということで、今日は水餃子(牛肉入り、青菜鶏肉入り)を食べました。今回の汁系の食べ物は、透明のしらたきのような麺と肉の薄切りがはいっている「牛肉粉糸」(写真で見る限りでは麺が下のほうに沈んでるので見えにくいです)。味付けは胡椒ががよくきいて北方の料理という味でした。
今日の夕食は、中国人の友達と食べに行きました。田舎出身というせいかどうかはわかりませんが、新年には、新年の挨拶カードを、今回はお別れのお土産をもってきてくれました。本当にていねいな人で、明日の引越しも手伝いに来てくれると願い出てくれました。こういう人に出会うと、心が澄む思いがします。

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夜ということもあって、夫子廟の中はひっそりとしていました。春節にむけての飾り付けをしていたので、きっといつもよりも華やかだったのではないかと思います。
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by greengage | 2005-01-16 20:36 | 中国

新疆レストラン

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帰国日が近づいてきているので、もう、昼食と夕食は友人と会う時間になってしまっています。ありがたいことです。数ヶ月しかいなくても、友達と呼べる人が何人もできたということは。今日の夕食は新疆レストランでした。中華料理とは違ったものが食べれるのが魅力的です。写真の右に見えるのは、新疆レストランでは必ず食べる「羊肉串」、左のが新疆料理の代表的なもので、ナンと呼ばれるパンみたいなものが汁の中に浸っていて美味、奥に見えるのは玉ねぎ、ピーマン、トマト、シアントロなどを混ぜ合わせたサラダ風の「老虎菜」。羊肉串は日本の焼き鳥のように外で焼いて、売っている人もよく見かけます。これは、癖になる味付けです。
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写真上は「大盤鶏」という、とても代表的な料理です。今回行ったレストランは鶏肉がかなり入っていて良心的でした。レストランによっては、ポテトばかり入っているところもありました。この他にも、いろいろ頼んで、ついでに新疆ビールも飲みましたが、一人あたりなんと30元弱でした。大勢で行ったので、安くついたというのもありますが、改めて中国での地元料理の物価の安さを実感しました。日本料理だと、どうしても50元は超えてしまいますからね。
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by greengage | 2005-01-15 23:12 | 中国

春節の飾り

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クリスマスの翌日にスーパーに行ってみたら、クリスマスのデコレーションを所狭しと置いてあったコーナーが、今度は春節の飾り物へと変わっていた。日本のクリスマスからお正月への変わり身の早さと同じである。中国にいて楽しいと思うものの一つに色んな意味を込めた飾り物があるということである。例えば、「福」の字を逆さにして飾り付けてあるのをよく目にするが、これは、福が来る---倒れるの「倒」と来るという意の「到」をかけている---の意味らしい。

b0069139_17364348.jpgこういう飾り付けを見たり、学生達が春節の休みにどこに行くかという話しをしたりしているのを聞くに付け、どことなくそわそわした感じになる。それにしても、中国人は赤と金/黄色が好きだなぁ。左の写真は中国の街角では本当にどこでも見かけるしろもの。最初見たときは??という感想しか持たなかった。ただ目立たさせるために置いているのか‥‥。
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by greengage | 2005-01-14 17:47 | 中国

総統府

b0069139_2312346.jpg南京は10の王朝の首都であったことから、中国の四大古都(または七大古都)の一つに挙げられる。古くは春秋時代の呉(紀元前585年頃 - 紀元前473年)の首都として、また1911年には孫文が辛亥革命直後に南京に臨時政府を建てている。その孫文も、毛沢東も革命の模範としたのが、1853年にここに太平天国府を築いた洪秀全であった。


b0069139_16174721.jpgこの総統府には孫文が実際に執務をしていたという部屋ある(写真右)。この臨時政府が置かれていた建物は、明治時代の日本を思わせるような雰囲気があった。階段の作り、廊下、部屋、などなど。しかし、日本の建築と実際かかわりがあるかどうかはわからない。
この南京というところで、夢を咲かせようとした英雄達が執権を行ったというだけでも、この総統府を訪ねる価値はあると思う。

(注)総統府内には、洪秀全の太平天国天国府址と孫文の大総統官邸址がある。
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by greengage | 2005-01-13 18:13 | 中国

火鍋

b0069139_23551991.jpg南京にいるのも残りわずかとなってしまったので、毎晩友達と夕食を食べに出歩いています。今日は中国人の友達と火鍋(鍋料理)を食べに行きました。ご存知の方も多いと思いますが、中国では誘ったほうがお金を出す、という習慣があって、割り勘は好まないようです。今日はその中国人の友人に誘われたので、その人が払うのはわかっていたものの、つい、「いくらか払わせてほしい」と言ったら、「私に恥をかかせないでちょうだい」という答えが返ってきました。

この火鍋は、日本の普通の鍋料理にしゃぶしゃぶの要素を加えたような食べ方をします。日本のように決まった野菜とか肉がセットになってお皿に乗ってくるのではなく、欲しい野菜とか肉類を注文するのです。中国人は臓物を頼むことが多いようですが、私はあまりその手のものを得意としないので、今日は避けてもらいました。こういう鍋には羊の肉を頼むのが一般的なようで、その羊の肉をしゃぶしゃぶの要領で食べます。

それと、日本の鍋料理の場合だと、昆布だしとか薄く味付けがされていますが、中国の場合は、結構濃い目に味付けがされていて、それも、赤いだしと白いだしとに鍋が区切られています。もちろん、赤いだしは辛いので、私は普通白いだしだけを使います。

今回の火鍋は特においしかったように思います。やはり地元の人といくのはいいですね。
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by greengage | 2005-01-12 23:55 | 中国

南京城壁

b0069139_2210279.jpg南京には明代に建築された高さ7m~12m、全長33キロにも及ぶ城壁があることで有名である。文化大革命の時に激しく損傷されたので、90年代に入って本格的に修復工事がなされた。今目にするこの城壁の大部分は修復された後のものだという。中国の小説を読んでいると、何時までに門の中に入らないと外に締め出されてしまう、という場面がよくでてくるが、きっとこの城壁もそういう外と内の世界を分ける役割をしていたのだろう。

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by greengage | 2005-01-08 19:05 | 中国

鶏糸面

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写真をじっくりと見てください。麺が手打ちで不揃いなんです。ちょっと平べったくいので、きしめんを細くした感じと言えばいいのでしょうか。南京の料理は塩辛いのですが、ここのラーメンは珍しくあっさり系です。日本人として、塩辛いぐらいがおいしいと感じるものの、体のことを考えると薄味がいいんですよね。

ここのレストランは地元の人でよく賑わっており、入るたびに中国にいるんだなぁって気がします。もう少しで南京を離れるので、お気に入りのレストランを少しずつ最後と思って回ってます。
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by greengage | 2005-01-07 21:53 | 中国

鶏鳴寺

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12月の雪の降る日に鶏鳴寺に行ってきました。この寺は明朝(14世紀)の頃から鶏鳴寺と呼ばれるようになったそうです。数ヶ月前にここに来たときは階段を昇るのに汗していたのに、この日は粉雪の舞う中、滑らないようにゆっくりと階段を一段一段昇りました。中国の古寺名刹に行く度に感じるのは、歴史的建物が戦争、文化大革命の下で生き延びることはできなかったのかということです。どことなく新しい建築を感じさせる「古寺」は、今まで行った限りではどこも似たり寄ったりという感想を抱かせます。

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この寺には塔があるので、登ってみました。最上階から南京の街が見下ろせていい展望台という感じでした。上から見るまでは気付かなかったのですが、こうして見ると南京にも高層ビルがありますね。
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by greengage | 2005-01-03 20:49 | 中国

今日も雨です

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数日前から気温がぐっと下がり、昨日の夜あたりから、ぽつぽつと雨が降り出した。今日はずっと雨である。天気予報によると、今週はずっと寒い日が続くようである。ある天気予報では、金曜日は最低気温が-7℃で雪となっている。そうすると、クリスマスは雪となる。

数週間ほど前に電気ストーブを買ったので、ストーブがある部屋はわりと温かい。実は今使っているストーブはすでに3代目である。ちょっと転倒しただけで、壊れてしまったので、買った店で交換してもらった。これを2度繰り返した。昨日からふとんをもう一枚重ねたので、夜は暖かくして寝ている。

寝床にはいってからも、こういう寒い日にはビルの隅で寝起きしているあのおじいさんは、どうしているだろうかと心配になる。

(写真は南京大学の近くのホテル+クリスマスツリー)
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by greengage | 2004-12-22 18:26 | 中国


若葉の季節になりました
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