ぼんやり日記

真珠の耳飾の少女/Girl with a pearl earing

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監督:Peter Webber
Colin Firth、Scarlett Johansson
製作年:2003年

17世紀のフェルメールの生きたその時代が映画の中に映し出される。光と影の美しい調和が映画全体に絵のように描かれている。この映画の原作は、Tracy Chevalier というアメリカ人によって書かれたものである。ある朝突然、壁に貼ってあるこのフェルメールの「真珠の耳飾の少女」の絵を見て、どうしてこの絵の中の少女はこんなにも複雑な表情をしているのか、わかったらしい。

彼女の推測でこの映画の話はできたのである。残念ながら原作は最初の少しだけしか読んでいない。しかし、この少しの知識がないと、この映画は非常に分かりにくかっただろうと思った。まず、何故グリートはフェルメールのところに女中として雇われたか、何故彼女は絵画的センスを持っていたか?など物語の底部となることが、あまり映画の中では説明されていない。

フェルメールとグリートの関係もいまひとつ分かりにくいものであったし、その後のグリートと肉屋の息子との関係もわからないままである。

映画は十分美しく、配役もよかったが、想像力が足りなかったためか、観終わった後どうも腑に落ちない部分が多すぎてしっくりとこなかった。
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by greengage | 2004-12-04 23:11 | 映画
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